子供を殴る監督は人間性と指導力に問題あり

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子供を殴る監督は人間性と指導力に問題あり

私の体験談になるのですが、私の所属していたチームでは、監督に殴られない日はありませんでした。毎日、誰かが何かしらのミスをして監督やコーチに殴られていました。殴られる原因は様々で、同じエラーを二回したとか、礼儀がなっていなかったとか、練習中に声が小さかったとか、グランド内を走らなかったとか数え上げるとキリがありませんが、今考えてみるとそれらの半分以上は、納得がいかない事ばかりです。

確かに、この殴られた経験の中から人間として色々な成長があったと、今になって思うのですが、その当時は、もう練習に行くのも嫌で嫌で仕方がなくて、練習がある日は、ずっと公衆電話の天気予報で降水確率を確認し、雨乞いをしていました。試合に出てもエラーをしたり、見逃し三振をすると怒鳴られたり、殴られたり、ひどい時には、数週間無視とかいう大人げない事までされていましたので、本当に試合にも出たくなかったです。

野球が嫌に・・・

当時、監督は20代の後半、コーチはまだ大学生でしたが、どちらも、野球の名門校出身でプロ野球のドラフトにかかる程の人でしたので、自身の野球の上手さと野球に関する知識には相当なものがありました。試合になると、相手監督の出したスクイズのサイン等は、ほぼ100%読み当てますし、たまに行うOB戦などでは、某有名大学のエースピッチャーからホームランを打ったりと、実力で私達を黙らせてしまう感じがありました。

しかし、チームメートの半分は、殴られるのと練習のきつさから、野球が嫌になり、一年程で辞めてしまい、残ったメンバーも何とかその日の練習を乗り切るのに精一杯という感じで、誰も上手くなりたいなど考える余裕はなかったと思います。水も飲めないので、何とか体力を温存し、その日の練習を殴られずに倒れる事なく無事に終わらせる事だけを考えていました。

そういったチームでしたので、試合では相手チームとの本気の度合いが圧倒的に違がっていました。私が所属していた、6年間で全国大会優勝が2回、準優勝が1回とチームとしては強かったです。理由はただ一つ、負けると殴られるので、みんな必死で試合をしていたからです。本当に楽しくない野球でしたよ。

でも、そんな強豪チームの選手でも、高校野球に進んで伸びる子供は、あまりいなかったと思います。みんな、野球が嫌になって練習のきつさに立ち向かって行く事をせずに、自分を守る為に体力を温存する事を自然と身に付けてしまった為、伸びなかったのだと思います。まあ、一種のトラウマのようなもので、こんな状況で野球が上達するはずがありませんよね。

監督の反省

話が変わりますが、先日、この監督が少年野球の監督を勇退されると言うことで、慰労会に行ってきました。その中で私は監督に「今でも、選手を殴ってるのですか?」と聞いてみました。監督は、バツの悪そうに「全く殴らない」と言い、その後、「お前達には、本当に申し訳ない事をしたな。俺も若かったから人間としてまだまだだった」と反省した感じで仰いました。私は、半分信じられないような感じで、その言葉は、あの時の監督と本当に同じ人間かと思うほど、優しいものでした。今思いますと、20代後半の若い監督でしたので仕方がないのかなと思います。

普通に考えてみると子供達を殴って教育するというのは、正しい事ではありません。しかも、それが、野球の技術や試合の結果に対するものであれば尚の事で、それらは子供達の責任ではなくて、自分の指導力の無さが原因のはずです。

私の監督も長い監督生活の中で、子供達を殴って教育していた事を悔いていました。みなさんも、子供達を殴るような監督がいるチームは、特にその監督の人間性を見極めなければいけませんよ。

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posted by 野球通 亀太郎 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少年野球コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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